カビ取り本舗.com 除菌110番! 抗ウイルス長期対策工事 悪臭調査依頼 ラーフエイド 消臭剤 森林の恵

現時点で臭いの問題は殆どが複合臭で個々の機器分析で数値が下回っていたとしても、個々の悪臭物質について規定基準は下回っていても、悪臭が複合することにより悪臭の苦情の原因となることが多い事から弊社は主に人間の嗅覚を利用した嗅覚測定法を使用しております。

臭気の大部分は低濃度多成分の混合気体であり、1つの臭気を構成している化学物質の数は、同定されるものだけでも数十~数百成分に及んでいることが多く、これらの各成分の間には、相乗作用なり相殺作用なりの相互作用があり、1つの臭いを造りあげている。
悪臭の測定方法については「臭いの感知される濃度は極めて低濃度でありPPB(10億分の1)以下の濃度でも人に感知されるものもあり、嗅覚の方が現在の測定器の精度を上回っている」(環境省が定める①悪臭防止法から抜粋)事から人間の嗅覚測定法が採用されている。
(※新訂 臭気の嗅覚測定からヨーロッパやアメリカでもニオイの数値化の為には人間の鼻を用いている)
官能試験(嗅覚測定法)

日本では6段階臭気強度表示法は多く使用され低濃度多成分の混合成分用(一般臭気特定はこの6段階を使用しております)

6段階臭気強度表示法

  • 0.無臭
  • 1.検知閾値(臭いはするが何の臭いか分からないレベル)
  • 2.認知閾値(何の臭いか分かり最低レベル)
  • 3.認識閾値(何の臭いか分かるレベル)
  • 4.強臭(分かる臭いと判別付く強い臭い)
  • 5.強烈臭(生活が不可能なレベルの強い臭い)
  •  
  • ※臭気強度表示で臭気強度4~5になると臭気の種類により個人差はありますが体調を壊す場合も御座いますので注意を要します。
臭気指数(臭気濃度表示法)

パネラーを用いて臭気の濃度を測定する方法
気体又は水に係わる悪臭の程度に関する値であり、環境省で定める所により、人間の嗅覚でその臭気を感知する事が出来なくなるまで、気体又は水の希釈した場合におけるその希釈の倍数を基礎として算定する。
臭気濃度1000の臭気とは、その臭気を無臭の清浄な空気で丁度、1000倍に希釈したときに初めて臭いが消える臭気の事を言います。
臭気濃度を以下の様に変換したものが臭気指数となります。
N=10×logS  N=臭気指数 S=臭気濃度 
臭気濃度の1000の場合 N=10×log1000 N=10×3 N=30 臭気指数は30となる
※現在は臭気指数を測定可能な機器も販売しております。
機器分析法

ガスクロマトグラフ機器(採取の方法が変わる)、FPD、FTD、FID、吸光光度計
※機器分析法は弊社では行っておりません。

上記の機器は、悪臭の原因となる物質の濃度と悪臭の刺激(感覚)強度との相関関係を把握して物質毎に規制基準を設ける事は出来る。
6段階臭気強度表示法での悪臭物質臭気強度3とは人間の嗅覚で確認出来る臭いのであり悪臭物質で1億分の1の濃度で臭気強度3のレベルの物質もあります。
化学物質   嗅覚で感じる臭い 臭気強度3レベル 主な発生源
窒素系 アンモニア し尿のような臭い 1.5PPM 畜産事業場、化製場、し尿処理場
硫黄系 メチルメルカプタン 腐った玉ねぎの臭い 0.0001PPM パルプ製造工場、し尿処理場 
硫化水素 腐った玉ねぎの臭い 0.00041PPM  畜産事業場、し尿処理場
硫化メチル 腐ったキャベツの臭い 0.003PPM 畜産事業場、し尿処理場
ニ硫化メチル 腐ったキャベツの臭い 0.0022PPM 畜産事業場、し尿処理場、水産缶詰製造工場
第3級アミン系 トリメチルアミン 腐った魚の様な臭い 0.000033PPM 魚腸骨処理場、タバコ製造工場
アルデヒド系 アセトアルデヒド 刺激的な青ぐさい臭い 0.005PPM 焼付け塗装工程を有する事業所 
プロピオンアルデヒド 刺激的な甘酸っぱい焦げた臭い 0.001PPM 焼付け塗装工程を有する事業所
ノルマルブチルアルデヒド 刺激的な甘酸っぱい焦げた臭い 0.00067PPM 焼付け塗装工程を有する事業所
イソブチルアルデヒド 刺激的な甘酸っぱい焦げた臭い 0.00035PPM 焼付け塗装工程を有する事業所
ノルマルバレルアルデヒド むせる甘酸っぱい焦げた臭い 0.00041PPM 焼付け塗装工程を有する事業所
イソバレルアルデヒド むせる甘酸っぱい焦げた臭い 0.0001PPM 焼付け塗装工程を有する事業所
分岐鎖アルコール イソブタノール 刺激的な発酵した臭い 0.011PPM 塗装工程を有する事業所
エステル類 酢酸エチル 刺激的なシンナー臭(パイン似臭) 0.87PPM 塗装工程、印刷工程、事業所
ケトン類 メチルイソブチルケトン 刺激的なシンナーの甘い臭い 0.17PPM 塗装工程、印刷工程、事業所
芳香族炭化水素類 トルエン ガソリン臭 0.33PPM 塗装工程、印刷工程、事業所
スチレン 都市ガス臭 0.035PPM 化学工場、FRP製品工場
キシレン ガソリン臭 0.38PPM 塗装工程、印刷工程、事業所
低級脂肪酸 プロピオン酸  刺激的な酸っぱい臭い 0.0057PPM 脂肪酸製造工場、染色工場等
ノルマル酪酸 汗くさい臭い 0.00019PPM 畜産事業、化製場、デンプン工場
ノルマル吉草酸 蒸れた靴下の臭い 0.000037PPM 畜産事業、化製場、デンプン工場
イソ吉草酸 蒸れた靴下の臭い 0.000078PPM 畜産事業、化製場、デンプン工場

住宅・オフィス・飲食店・ビル設備・商業施設
ダントツの経験と技術力でお客様の臭い問題を解決します!


ニオイはガス体で、目に見えず、思わぬ所から浸入したり、発生したりします。
これまで自分たちで長期間悩んだり、他の業者で手当たり次第調べたりして、無駄な時間と経費を浪費していたお客様をたくさん見てきました。
弊社は臭いのプロ→臭気判定士、シックハウス診断士と建物のプロ→建築士の両面からニオイの発生源を探しニオイ調査報告書を源にニオイ対策を組立ます。
ニオイ調査→ニオイ調査報告書の作成→報告書を源に消臭対策の見積り作成→消臭対策工事

臭気判定士、シックハウス診断士、建築士がお伺いし、発生している臭気の場所(建築設備)、臭気質や臭気の強さを判定し、嗅覚とニオイセンサー(ニオイの数値化)を使ってニオイの発生源を特定します。
(※現場によりますが、煙感、検知管法、内視鏡、サーモグラフィーを使用する場合が御座います)

1.あるビルの生ごみ庫から悪臭排水臭の為に、近隣のテナントから苦情が発生しているので悪臭の発生源を探し消臭工事を行い、テナントとして賃貸したい

この時の室内の悪臭は 6段階臭気強度表示法 臭気強度-5
防毒マスク無しでは5分と居られない悪臭の状態でした。

2.悪臭の発生源を探し出し消臭工事を行いシンダーコンクリートの解体→内装材の解体を行う。

消臭工事完了後は
6段階臭気強度表示法 臭気強度-1.5
※悪臭排水臭は人間の嗅覚では分からないレベル

3.弊社の方でテナント設計施工を行う。

4.現在は着物レンタルとして稼働中であります。

6段階臭気強度表示法 臭気強度-1以下